形式だけのPDCAサイクルから卒業。データに基づいた検証を重ねられる仕組みづくりを構築
フローレス化粧品株式会社
取締役 牧さま
業界
美容・コスメ
従業員数
1〜50名
課題
CVR改善・ABテスト
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導入前の
課題- 社内にリソースが不足していることもあり、デザインが弱い部分を感じていた
- 現場の経験や勘に頼ったクリエイティブの訴求軸設定をしていたが、データに基づいた検証の仕組みを作らなければならないと考えていた
- 特に化粧品業界は、商品の移り変わりが激しく、再現性のあるクリエイティブ制作や、ABテストの実施を仕組み化することが必要だった
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選んだ
理由- データをうまく活用する必要があると考え、AIR Designを選んだ
- プロセスの整備も含めて、データをうまく活用する必要があると考え、御社にお願いした
- 柔軟性のある対応をしていただけると思ったため
-
導入後の
成果・効果- クリエイティブの訴求軸設定にデータを活用するプロセスを共有し、勉強になった
- 成果が出るクリエイティブを制作するために、何をどういう切り口で検証しなければならないか、どういうプロセスでやっていくべきかというところが大きな学びとなった
- 新しい商品に転用するための仕組みを整え、再現性のあるクリエイティブ制作や、ABテストの実施を仕組み化することができ
- 徐々に成果が出始めており、デザインのクオリティにも問題がないと感じている
貴社について教えてください。どのような事業を展開されていますか。
化粧品・健康食品・消費財をECで展開するD to Cブランドを運営している会社です。メインの商品は化粧品・健康食品で「プラセンタ」という化粧品ラインを販売しています。
ご担当の牧様について教えてください。どのような業務をされているのでしょうか。
取締役として、マーケティング・広告運用・クリエイティブのディレクションなど全体を1人で担当しております。
AIR Designを知ったきっかけを教えてください。
広告で拝見したこともあり、また弊社代表と御社の代表が、元々知り合いであったこともありまして知りました。
AIR Designの導入に至った背景や貴社で抱えられていた課題について教えてください。
元々、社内にリソースが不足していることもあり、デザインが弱い部分を感じておりました。現場の経験や勘に頼ったクリエイティブの訴求軸設定をしてきましたが、データに基づいた検証を積み重ねられる仕組みを作らなければいけないと考えていました。
特に化粧品業界は、商品の移り変わりが激しく、新しい商品も次々と生み出さなくてはならない中で、再現性のあるクリエイティブ制作や、ABテストの実施を仕組み化することが必要でした。プロセスの整備も含めて、データをうまく活用する必要があると考え、御社にお願いしました。
他の制作会社さんとの比較検討はされましたか。
他の制作会社との比較検討はしていません。社内のデザイナー2名とフリーランスのデザイナー10名がおり、なんとか対応できる状況があったため、制作会社にお願いすることは考えておりませんでした。
また、弊社ECサイトの形式も特殊で、外部のECサイトも各社特有のデザインがあり、外部の制作会社だと融通が効かず、調整が大変になってしまうことがあり、依頼に対して消極的でした。御社は、デザインの要望について柔軟にご対応いただき大変助かっています。
実際にAIR Designを使ってみて、どのような効果がありましたか。
これまでプロセスとして、なんとなく広告デザインのABテストをして数字を確認するだけで、数字を何に使うか、どう活用するのか、などの議論がされないままに、形式だけのPDCAサイクルとなってしまっていましたが、AIR Designを活用することで、訴求軸やトンマナなどのテスト検証とLPに落とし込んでいくプロセスを共有いただき勉強になりました。
成果が出るクリエイティブを制作するために、何をどういう切り口で検証しなくてはいけないのか、どういうプロセスでやっていくべきかというところが大きな学びとなりました。仕組みを整えて、新しい商品に転用することができるため、弊社にとってはCVR・CTRといった数字が改善されること以上に価値があるサービスです。
CTRやCVRなどのパフォーマンス部分として、はっきりとしたデータはまだ得られていない状況ですが、上記プロセスを経て徐々に良くなってきている手応えを感じております。デザインのクオリティに関しても問題ありません。
AIR Designについては、いくつの商材で活用されていますか。
最初の3ヶ月で1つの商材で活用し、これから新しい商材についても活用させていただきます。最初の商材は、「プラセンタEX」というサプリメントとなっており、これから「ルフロ」という入浴剤について、AIR Designにクリエイティブ制作をお願いする予定です。
業界特有のマーケティングにおける注意点などありますでしょうか。
業界として、多方面の訴求軸を持つ商品が多いと考えております。例えばサプリ1つをとってみても、健康習慣目的や美容目的など、様々な種類の訴求軸と訴求の深さがあるため、効果検証によって最も相応しいクリエイティブを見極めることが難しいと思っています。
AIR Design導入前は、効果検証を通してクリエイティブの訴求軸などを確立していく方法が、全くわかリませんでした。
AIR Designで得た学びを踏まえて、次に取り組んでいきたいことはありますでしょうか。
AIR Design導入当初は、他社ではなく自社のECモールで、販売できるような仕組みの整備を行っていたタイミングだったため、最初の段階では土台を作るところで尽力いただきました。今後はその土台を元にして、予算を組んで自社のECをさらに成長させていきたいと考えています。
AIR Designに改善点があれば率直に教えてください。
思いつく限りでは特になく、価格的にもこの金額でここまでやっていただけるのかと、大変ありがたく思っています。クリエイティブを制作いただき、さらにマーケティング観点の知見共有含めて、担当者にサポートいただいております。もしデザイナーを1人雇いますと月に30万円ほどかかってしまうため、本来同等のサービスを利用しますと80~100万円くらい費用がかかってしまうイメージがあります。
今後さらに拡大していくにあたり、一緒に頑張っていきたいです。