AIとプロチームによる、新たなお客様開拓のチャレンジ。最適なクリエイティブ改善プロセスの構築でチーム力もアップにも。
生活協同組合コープさっぽろ
宅配事業本部企画部 部長 森川 さま
業界
小売業
従業員数
10,000名以上
課題
戦略設計
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導入前の
課題- コープさっぽろは、F1層をターゲットにする新しいプロジェクトを立ち上げたが、F1層という未知の領域に対してどのようにアプローチすれば良いのか手探りな状態であった。
- WEBマーケティングのノウハウが不足しており、ECサイトとして集客できる受け皿はあるものの、そこへの集客や適正な訴求といったノウハウが足りていなかった。
-
選んだ
理由- AIR Designは、AIを活用することで客観的な視点が得られるというところに惹かれた。
- AIR Designが広告とクリエイティブの改善を的確に運用していくことで、お客様のニーズを把握し、お客様を開拓していけるという点に興味を持った。
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導入後の
成果・効果- AIR Designを利用して、LPやバナー制作を丁寧に行い、CVRを改善できた。
- AIR DesignのPDCAプロセスによって、WEB広告に関する素人である森川氏でも自信を持ってPDCAを進めることができた
- AIR Designを導入したことで、コープさっぽろ内部でチームの結束力が高まったと感じられた。
- AIR Designが広告クリエイティブ改善を通じてF1層の開拓という大きなミッションを達成できた。
「つなぐ」をモットーに、消費者の暮らしと生活を支える生活協同組合コープさっぽろ。
同組合は、2020年に宅配サービス「トドック」のサイトをリニューアルし、スマートフォンに対応。2022年にはアプリを内製開発して刷新するなど、組合員がより快適にサービスを利用できるためのDXに積極的に取り組んでいます。
そして今回、これまで以上に幅広いお客様に利用いただけるようにと、新プロジェクトを発足。新たなお客様とつながるための広告クリエイティブの作成や、運用改善の体制構築のためにAIR Designを導入いただきました。
コープさっぽろ様が抱えられていた課題や、AIR Designをご利用いただいてからのご意見やご感想について、また今後のAIR Designをどのようにご活用されたいかなどお話を伺いました。
コープさっぽろについて
ECサービスリリースで明らかになった課題。
コープさっぽろ様のサービスや事業内容について教えてください。
森川様(以下敬称略):コープとは、いわゆる生協(生活協同組合)のことをいいます。コープは、出資金を支払う消費者が組合員として事業を運用し管理を行うことで、さまざまなサービスが利用できるという仕組みです。全国にある拠点のうちコープさっぽろでは、北海道地域でサービスを提供しています。より便利に我々のサービスをご利用いただけるよう、オンライン化にも力を入れております。
森川様がご担当されている業務内容についてお伺いできますか。
森川:コープには食品や生活用品といった商品を自宅などへお届けする、宅配事業部門があり、私はそのなかの企画部に所属しています。主な業務としては、毎週発行されるカタログの表紙や特集の方針を決め、企画や広告制作、販促までの流れを作り上げるという部門内全体を取りまとめることです。その中にECサイトの運営があります。
AIR DesignはECサイトの領域でご利用いただいております。広告運用やデザイン制作などは全て内製で取り組まれているのですか。
森川:広告運用は弊協のWEBチームが外部と連携して行っていますが、制作に関しては、内容によって内製と外注と切り分けています。例えば、ECサイト内の更新作業などはデザインチームが自分達で行いますが、WEBマーケティングのノウハウが必要な領域はAIR Designにおまかせしています。
AIR Design導入前の課題
新しいお客様の開拓に、WEBを活用したい。
今回AIR Designを導入される以前は、どのような課題を抱えられていたのでしょう。
森川:新しいプロジェクトとして、若年層の単身者「F1(エフワン)」層をターゲットにしていこうという動きが内部で出てきたのです。しかしコープさっぽろのメインお客様の層とは違うため、F1層という未知の領域に対してどのようにアプローチすればいいのか手探りな状態でした。WEBを有効に活用できれば、その糸口がつかめるだろうとは思っていたのですが、まだ私たちにそのノウハウが無かったのです。
ECサイトとして集客できる受け皿があっても、そこへの集客や適正な訴求といったノウハウが足りていなかったということですね。
森川:実はコープさっぽろは、全国の生協のなかでもWEBマーケティングへの対策に力をいれられていない状態でした。2019年に、カタログをみながらネット注文ができるECサイトに対応したアプリ(トドック)をリリースしたのですが、当時は広告運用の体制とそこに必要なバナー、LPの制作と改善といった施策に全く手をつけられていない状態だったのです。
AIR Designを選んだ理由
AIという客観的な視点と、プロによるWEB広告の運用改善プロセスの構築。
AIR Designを選ばれた理由として、どのようなところが貴協の課題解決にフィットすると思われたのですか。
森川:F1層へのアプローチという新しいチャレンジをする弊協が、いくら内部議論を繰り返しても、客観的な視点、F1層のお客様視点にはなりにくいのではと思っていました。
AIR Designを知ったとき、AIを活用することで客観的な視点が得られるというところに、まず惹かれました。また、広告とクリエイティブの改善を的確に運用していくことで、お客様のニーズを把握し、お客様を開拓していけるというお話を聞いて、とても面白いと思いました。
F1層向けへのアプローチに対する課題を認識された時点で、AIR Design以外に検討されていたサービスはありましたか。
森川:他のエージェンシーからもいくつかご提案いただいておりました。しかし実用性の観点から、提案内容を見てすぐにピンと来るものがありましたし、実際にAIR Designを採用して良かったと思っています。
AIR Design導入による効果
LP制作やバナー改善などクリエイティブ面でAIR Designが活躍。
実際にAIR Designを利用されて、期待通りの効果などはありましたでしょうか。
森川:LPやバナー制作などこちらの要望をヒアリングしながらターゲットに沿ったものを丁寧に作り込んでいただきました。それだけでなく、効果検証を繰り返すプロセスも一緒に構築できたのが大きいです。そのプロセスの中で、F1層が求めている訴求やクリエイティブが徐々に見えてきたのです。
広告用のバナーと合わせて、ECサイト側もトンマナを変えるなどの基本施策を丁寧に行い、CVRも改善してきました。その結果として、「最強LP」と呼んでいる、これまで一緒に取り組んできた集大成とも言うべきLPができあがりました。
PDCAについても、AIR Designが貢献できましたか。
森川:そうですね。一つ一つのクリエイティブに対してどれくらいの効果があるのかを数値で検証し次にどのように活かすかなど、その都度ご説明いただけたので、WEB広告素人である私でも自信を持ってPDCAを進めることができました。
現場の声
役員まで交えたディスカッションが増え、チームが一つに。
今回AIR Designを活用されてどのようなイメージを持たれましたか。
森川:ひとことで言うと、目指していた目的にたどり着けるサービスです。今回でいうと広告クリエイティブ改善を通じてF1層の開拓という大きなミッションを達成できました。WEBマーケティングのノウハウやリソースが少ない企業にとっては、伴奏しながらプロジェクトを進行していただける心強いパートナーだという印象です。
AIR Design導入後に、内部で変化はありましたか。
森川:F1プロジェクトに参加している、チーム全体の結束力が高まったと感じています。プロジェクトには役員も参加していますが、AIR Designを通じて出た広告の結果を共有すると、役員から新たな意見が出始めました。
その意見を元に新たな仮説検証を行っていくなど、チームが一体となってプロジェクトを進行していく良い循環が生まれたのです。悩みながらもチーム全体が一つになって動いているように感じています。
担当者さまの対応はいかがですか。
森川:ご担当者様はとても密で、親近感のあるコミュニケーションが取れています。そういった丁寧なコミュニケーションと、我々のお客様に寄り添ったご提案いただいているところが、AIR Designの良い印象につながっています。
今後の展開
新たなターゲット領域展開に、AIR Designは心強いパートナー。
AIR Designを今後どのように活用されたいとお考えですか。
森川:広告運用をしていくにあたって効果検証がとても大事です。LP・バナーも含め今後定期的に改善をしていく予定ですので、貴社にはクリエイティブを通じた広告の改善を引き続きお願いしたいと思っています。
またF1層に限らず、学生さまなどのWEB上でコミュニケーションできるお客様へのアプローチを展開する際にも、貴社にぜひご協力いただけると嬉しいです!
ぜひこれからもよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました!
森川:ありがとうございました!