CPA維持で広告予算1.5倍に拡大、P-MAX活用でレンタルサーバー事業の売上成長を加速

株式会社さくらインターネット

株式会社さくらインターネット
マーケティング部 マーケティング戦略Grp PMM
尾崎 翔一さま

  • 業界

    SaaS・システム

  • 従業員数

    500〜1000名

  • 課題

    クリエイティブ制作

  • 導入前の
    課題

    • 多様なニーズに対応する汎用的なLPしかなく、ターゲット別の訴求ができていなかった
    • 単発のLP制作では改善に必要な予算・リソース確保が困難で、PDCAサイクルが回せなかった
    • P-MAX早期導入において、多様なクリエイティブ制作が必要だが体制が整っていなかった
  • 選んだ
    理由

    • PDCAサイクルを継続的に回せるサブスク型のサービス体制に魅力を感じた
    • 単発制作では実務負荷が高く、LP改善自体を断念する可能性もあった
    • 中長期的な改善を見据えたサービスは他になく、実質的にAIR Design一択だった
  • 導入後の
    成果・効果

    • CPAを維持したまま広告予算を1.5倍に拡大、P-MAXからの売上が大幅成長
    • ニーズ別の動画・LP制作でP-MAXの配信面を最適化、ユーザーリーチが大幅拡大
    • 企業トンマナを深く理解した制作品質で、社内から高い評価を獲得

株式会社さくらインターネット
クラウドコンピューティングサービスを展開する株式会社さくらインターネットは2022年からAIR Designを導入。導入以前の課題や、AIR Design導入の効果について、マーケティング部 マーケティング戦略Grpの尾崎 翔一様にお話を伺いました。

単発LP制作の限界とPDCAサイクルが回せないジレンマ

多様な顧客ニーズがある中、汎用LPに限界を感じていた

尾崎様:レンタルサーバーは利用用途が非常に多岐にわたるサービスです。Webサイトや個人ブログの公開、メールの利用、クライアントワークの検証環境、プログラム実行環境など、顧客ニーズが一言では言い表せないほど多様でした。
新規顧客獲得において、広告用のLPが必要だと考えていましたが、当時は汎用的なLP1本しかなく、しかもサービスサイトとほとんど変わらない内容でした。ニーズ別の訴求が必要だと感じていたものの、社内には20本以上のサービスサイトがあり、デザイナーのリソースがLP制作にまで割けない状況でした。

単発契約ではPDCAサイクルが実質不可能

尾崎様:単発でLP制作を発注する場合、制作会社の妥当性調査、予算申請、発注、納品後の改善をどうするかという問題が常につきまといます。LP改善の予算は初期の制作段階では含まれていないため、改善しようとしても「誰が改善するの?」「素材はあるの?」「また追加予算申請が必要?」となり、非常に煩雑でした。
LPは公開して終わりではなく、中長期的な改善が必要です。しかし単発契約では、内部手続きの煩雑さからPDCAサイクルを回すことが実質的に不可能でした。

PDCAサイクルを回せる体制でAIR Designを選択

継続的な改善体制を構築できる点が決め手

尾崎様:AIR DesignのPDCAサイクルを継続的に回せるサービス体制に非常に大きな魅力を感じました。作って終わりではなく、改善を前提とした契約を続けられる点が決め手でした。
単発LP制作にかかる自分のリソースとコストパフォーマンスを考えた時、単発発注は現実的ではありませんでした。AIR Designがなければ、LP改善には着手せず、別の施策に注力していたと思います。

実質的に代替手段がない唯一の選択肢

尾崎様:お願いしている広告運用代理店は広告運用機能のみで、他の制作会社を検討しても、中長期的な改善を見据えたサービスは見当たらず、実質的にAIR Design一択でした。

 

CPAを維持したまま広告予算1.5倍拡大を実現

代理店想定の限界を突破、P-MAXで売上大幅成長

尾崎様:最も大きな成果は、P-MAXキャンペーンでの予算拡大です。導入当初、P-MAXが登場し、当社も早期に導入しました。P-MAXで成果を出すには「ユーザーリーチの拡大」「学習の蓄積」「適切な予算規模」の3点が重要ですが、AIR Designに様々なニーズ別の動画・LPを制作いただき配信したところ、リーチできるユーザー数が大幅に増加しました。
当時、広告代理店と「月間予算の上限はこのくらいかな」と話していた金額がありました。
サービスサイトのみでの出稿ではユーザーリーチが頭打ちになってしまっていたんですね。
しかし、AIR Designで多様なクリエイティブを投入した結果、CPAを維持したまま、その上限の1.5倍以上の予算を出せるようになりました。つまり、P-MAXからの売上が1.5倍にスケールできたということです。代理店が想定していた限界を突破できたのは大きな成果でした。
動画広告とLPをセットで制作することで、P-MAXの様々な配信面(テキスト、動画など)でまんべんなく配信ができるようになりました。ニーズごとに最適化されているため、ユーザーのエンゲージメント率も上がり、結果的にリーチも増えるという良いサイクルができています。

 

多様な動画・LPをP-MAXに活用し、CPAを維持したまま広告費を1.5倍にスケール

 

企業トンマナを深く理解した制作品質の高さ

トンマナの違和感が一切ない制作クオリティ

尾崎様:当社サービスについて、非常に深く汲み取っていただけている点にも驚きました。当社はIT企業ですが、サイトを見ていただくとわかる通り、デジタル特有のクールな印象ではなく、柔軟で温かみのあるトーンを大切にしています。曲線を使ったデザインなど、デザイントンマナの暗黙知の部分まで汲み取って制作いただけるため、外部の制作会社に頼んだ際によくある「ちょっとトンマナが違う」という事態が一切ありませんでした。

国内唯一のガバメントクラウド認定を機にコーポレート訴求も展開

ブランディング動画でP-MAX広告の信頼感を醸成

尾崎様:2023年11月に国内唯一のガバメントクラウドの条件付き認定が発表され、大きな注目を集めました。特にインパクトがあったプロダクトはレンタルサーバーで、当社の認知は「さくらインターネット=レンタルサーバー」というイメージが強かったんです。
この全国的なニュースで注目が集まったタイミングで、レンタルサーバーだけでなくコーポレート訴求の動画も制作いただきました。「会社の訴求をすると、レンタルサーバーが伸びる」という構造が見えてきたためです。
この動画はP-MAX広告でも活用しており、中長期的に効いています。様々な訴求を様々な媒体でP-MAX上で接触される中で、信頼感の醸成が刷り込まれていく効果を感じています。

 

今後への期待

新たな打ち手の追加から、更なる改善フェーズへ

尾崎様:レンタルサーバーでは様々な動画やLPを制作いただき、それぞれ作ったら成果が出るという状況でした。そのため、既存クリエイティブの改善よりも新しい角度の打ち手を増やすことに注力していたんです。ただ、まだ更なる改善の余地もあるはずなので、今後は既存クリエイティブの更なる改善にも取り組みたいと考えています。
また直近ではVPSの新規獲得強化に注力しています。VPSはレンタルサーバー導入初期と同じような状況で、サイトも5年前のもので顧客ニーズに沿えていません。まずはLPを作ってユーザーニーズを把握し、サイトにフィードバックする流れを作っています。レンタルサーバーでの成功体験をVPSでも再現したいですね。
AIR Designがなかったらどうなっていたんだろう、と思います。PDCAサイクルを回せる体制、企業トンマナを深く理解した制作品質、そしてP-MAXでの大きな成果。AIR Designには本当に助けられています。

 

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